本日は、保育園で「お楽しみ会」を開催しました。
今回のテーマは「お化け屋敷」と「夏の出店」。
子どもたちに普段とは違った雰囲気の中で楽しんでほしい、驚いてほしい、喜んでほしい、そして、ちょっぴり怖がってほしい――
そんな思いを込めました。
出店では、先生手作りの「作品」が並びました。色・材料を上手く活用し、細部までこだわっていました。
年齢の低い子どもたちは、まるで本物のようにリアルな商品に、思わず手を伸ばして、口まで運んでしまうほどの完成度でした。
ヨーヨーすくいでは、どうにか吊り上げようと、周りの声が聞こえなくなるくらいの集中力で取り組んでいました。
輪投げでは、ポイントを重ねた分だけ素敵な景品がもらえるとあって、子どもたちのテンションは最高潮。
上手くできなくて泣き出しそうになる子、少し緊張している子、隠れてこっそり練習している子など、様々な表情が見られました。
お化け屋敷は、入る前に泣いてしまう子がたくさん。
それでも勇気を振り絞って入り、出てきた時はどこか達成感のあるような清々しい顔を見受けられました。
お楽しみ会の締めくくりは、大塚商事様(以後、大塚様)のご厚意で頂いた、かき氷を食べました。
かき氷が美味しいだけでなく、いつも大塚様には笑顔で温かくご対応いただき、子どもたちもその笑顔に包まれて笑顔になってくれます。
もちろん1杯では満足せず、味を変えて何度もおかわりする子どもたちの姿も。
かき氷を食べながら、お化け屋敷で泣いてしまったことや泣かなかったこと、ゲームが上手くいったことなどを、みんなで話しあっている姿が印象的でした。
デジタルネイティブ世代の子どもたちにとって、
デバイスから少し離れて友人や地域の方々と共有体験し、自然に会話を交わし、思いや考えを伝え合うことは、
多くの知識や学びを得る機会だと考えております。
特に、未就学期の子どもたちにとって、普段当たり前に行っている会話や交流が、実はとても大切で成長に欠かせないツールであることを改めて実感しました。
また、地域の皆様のご協力を通じて、子どもたちが保育園の枠を超えて地域と深く結びつくことで、心豊かに成長していける環境づくりにもなると信じています。
これからも、地域の皆様と力を合わせ、子どもたちにとって価値ある経験となるような楽しいイベントや企画を続けていきたいと思います。